ラグビーを知らない人へ、スポーツが好きな人へ、そしてツクバリアンズのファンへ。
どうも、ツクバリアンズの自称広報担当の白馬です。。

2月はバンクーバー五輪の話題で持ちきりです。昨日もメダルが期待される女子フィギュアのフリーが行われ、浅田真央選手が銀メダルを獲得しました。家に帰って、すぐにニュースを見ましたが何よりも印象的だったのは表彰台での表情でした。表彰台についても、笑うのではなく、むしろ自問自答をしているようなその表情。それを見たとき、ふと思いました。

「この選手は五輪に出るのが決まってから金メダルを狙うのではなく、それこそずいぶん前からこの日に金メダルを取るために一日一日を無駄にしないよう、必死に練習してきたんだな」と。

演技終了後のインタビューでは、途中で悔しさをこらえきれずに絶句していました。そこにはトリプルアクセルを3度も跳んだことや、キムヨナ選手が世界最高得点を出したことは関係なく、ただ金メダルを逃したという事実と何とか向き合おうとするアスリートでした。

金メダルを懸命に追いかけた選手は銀メダルを取ってもこんな風になるんですね。別の番組では、浅田選手が食事を和食中心に切り替えたり、100種類以上の筋力トレーニングの中から自分に合ったものを選んだり、懸命に努力しているアスリートにしか見えませんでした。

それを自分やツクバリアンズに照らし合わせて考えた時、これほどまで懸命に努力できるのかなと考えさせられました。試合に負けたときに、言葉もでないくらいのショックを感じれるか。そう考えたらまだまだ、努力したなんて言えるだけ頑張ってはいないと。そういった自分をそこまで追い込める、それでも頑張れる強さも必要だなと。苦しい時こそ、こういった気持ちの勝負になるものなのに。

それはコーチとして選手に教える時も同じかもしれません。彼らが試合に負けて、心から悔しいと思えるまで、本気の練習が出来ているか。浅田真央選手はまだ19歳。そんな19歳の表情に私は学ぶべき事はたくさんあると感じました。この思いを大事に、クラブでも必死に頑張っていきます

Posted by ツクバリアン白馬 at 08:53│Comments(0)
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プロフィール
ツクバリアン白馬
ツクバリアン白馬
6歳の時にツクバリアンズJr.でラグビーを始めて、茗溪学園、米国留学を経て、2007年から再びツクバリアンズでプレー。Jr.チームの出身者が成長して選手としてチームに戻り活躍する、クラブスポーツの理想である選手のリサイクルを実践していることが評価され、2008年1月に第1回つくばスポーツアワード、常陽新聞社賞を受賞。コーチとしても選手としても精一杯頑張ってます。
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